敢えて批判する。歪んでますかね?

現在巷で流行ってる『ダヴィンチ・コード』。
どこのページにいっても批判されてないので
ここであえて書きますが、あれは大して面白くないと思います。
具体的に言えばこんな感じ。(5段階評価)


エンターテインメント性・・・★★★★★
・これは文句なしだろうね。あんだけ映画や小説で盛り上がってるし。


知識的な発想の価値・・・☆★★★★
キリスト教に関する仮定は面白かった。ただ、フィクションなのに
 なぜ世界各地であんなに反発する人がいるんだろう・・・


推理・ミステリー小説としての価値・・・☆☆☆★★
・これはちょっと怪しい。
 変な書き方で、「犯人を何とかして分からないようにしよう」としている
 っていう印象を受けた。「犯人の隠し方、バラシ方」が下手だと思った。
 うちの親が上巻だけ読んだ時点で「アガサクリスティのほうがいい」と言っていた
 けど、それについては俺も賛成。


文学的な価値・・・☆☆☆☆☆
・無し、またはほぼ無し。この点で得るものはないので、2回目は読めないと思う。
 文学面で歴史に残ることはまずあり得ないかな。



まあ全部で4時間くらいで読んだので読みつくしたわけではないが、
こんなもんっすよ、正直。
エンタメとして楽しむべし。
この記事に対する批判は甘んじて受けます。
が、主張を変えるつもりは今のところ無いです。終わり。